日本では主に料理の付け合わせや飾り(デコレーション)として使われるが、
他にもそのまま食用としたり、ブーケガルニなどにして香りづけに用いたり、におい消し、
飲用など多種多様の形で利用されている。また、パセリは精油成分を多く含むハーブの1つでもある。
あの独特の香りは、アピオールなどの精油成分によるもので、口臭予防、食欲増進、疲労回復、食中毒予防効果などがある。
また料理の他に、種子の抽出液は肌のシミをとる効果があり、
肌の手入れに用いたりもする。ただし大量に用いると、血圧低下、麻痺などを起こすことがあるといわれている。
ハーブオイルは植物に含まれ、揮発性の芳香物質を含む有機化合物である。「オイル/油」という字が付くが、油脂とは全く別の物質からできている。
可溶化リポイドで、水に溶けにくく、アルコール・油脂などに溶ける性質(親油性・脂溶性)を持つ。
現在、約250~300種類の精油が存在する。
「精油」は100%天然物質であり、人工的に合成した物質を一切含まず、アルコール希釈などをしていない完全成分のものだけを指す
一般的にはハーブ葉の質量に対し0.01%~0.2%程度しか含有せず、かつ、全量抽出するには6回から10回程度繰り返し同じ葉を蒸留しなければ得られない大変に貴重なものである。
よって大量生産は考えにくく、安価なものにはできにくい。
アロマオイルやポプリオイルなどと混同されることもままあるが、混ぜ物を含み大量生産されるそれらとは全く別物である。
次の四つの種類がある。
- ハーブ系 – ラベンダー、ミント、レモングラスなど
- 樹木系(天然樹脂系) – ジュニパー、パインなど
- オリエンタル系 – サンダルウッド、イランイランなど
- 花精油系 – ローズ、ジャスミン、ネロリなど
特有の芳香を持つものが多く香料として使用される。
香料としての働きも含めアロマテラピーにも使用される。精油の人体に及ぼす影響・効果・作用・毒性・利用法についてはアロマテラピーの項目を参照のこと。
ハーブは様々な効用を持つとされ、ハーブティはその効果を簡単に享受できる一手段として用いられる。
同時に、よい香りやきれいな色を楽しむために飲む人も多い。
この節では、代表的なハーブティにあるとされる効用を述べる。
- ローズヒップティは、ビタミンCを大量に補給できるとされ、ビタミンCを大量に消耗するスモーカーや美容によい。
- ペパーミントティは清涼感があり、二日酔いや船酔いに効く。
- タイムには殺菌力があり、インフルエンザ予防や炎症に効く。
- カモミールは不眠症など神経症に効用がある。
- セント・ジョーンズ・ワートは軽から中程度のうつ病に効果があるとされる説がある。
これ以外にもレモングラス、シナモン、ラベンダー、ローズマリーなど各種のハーブティが市販されており、数種類のハーブをブレンドしたものもある。
ハーブは、元来ラテン語: herbaで草本性の植物、つまり草を意味する。
一般にハーブという場合、特にヨーロッパで薬用の薬草やスパイス等として有用な植物を指す。
野菜や穀物のように大量に生産される物や、「花卉」と呼ばれる観賞植物は除外されるのが普通で、香りや辛味、苦味などの風味を楽しむために少量用いられるキッチンハーブを指すことが多い。
劇薬として有用なものをも含むため、いわゆる有毒植物もハーブに含まれ、使用や栽培に許可が必要なものもある。
語源からすると、元々木本植物は有用植物ではあってもハーブではなかったと思われるが、現在ではローズマリーやローリエ等、木本植物であっても、一般にハーブとして扱われる物も多い。
ヨーロッパとは関係がなくても、薬用や調味用に小量使われる草もハーブと呼ばれている。
ローズヒップ(バラの果実)の様に、植物全体としては通常ハーブには含まれないが、その実や花弁等の有用部分のみを指してハーブと呼ぶようなものもある。
更に、一般的な植物名とは別に、ハーブ等として利用する時に使用される固有の名前を持つものも多い。